最近コブサラダドレッシングに嵌っておりますmillです、こんばんは。
家族が風邪で休んでいたので看病していました(というほどエラそうなことをしていた訳ではないのですが。軽かったし)クリスマス用のミニタペストリーはクリスマスまでには仕上がらないだろうなあ……(毎年のこと(苦笑))
レビューを書こう書こうと思っていたら、いつの間にかココログのメンテナンス期間に突入してしまって書きそびれていました。もう記憶も怪しいのですが駆け足でレビュー行きます。

翡翠の涙 (HS-131) ルース・ランガン
サンフランシスコ一の娯楽の殿堂<ゴールデン・ドラゴン>の後継者であるジェイドは、父オニキス・ジュエルの訃報を受けてテキサスにやってきた。そこで三人の異母姉妹に会ったことから、ハンギング・ツリーの町に根を下ろして生きていこうと決心する。ところが、故郷と同じ遊興施設を建てるという彼女の計画に町中が猛反対し、若き牧師ウェイド・ウェストンが両者の折衝役を買って出た。聖職者でありながら情熱的で、謎めいた魅力に溢れるウェイド。どこか危険な雰囲気を漂わせ、彼女を落ち着かない気分にさせる。しかも彼を見ると、ジェイドは何故かある人物を思い出した── 三年前、十六歳の誕生日に彼女にキスをした黒ずくめのガンマンを。
ん~。町の歴史や過去などが絡み、このシリーズの中でも核になる話のようですが、今いい人だからって昔の罪は改まらない、という小さな町気質がありありで、私は読んでいて楽しくはなかったです……

灼熱のルビー (HS-133) ルース・ランガン
父の死がきっかけで三人の異母姉妹と、テキサスで新しい生活を始めた南部育ちのルビー・ジュエルは、奔放な正確と人目を引く美しさのせいでいわれなき中傷を受け、傷ついていた。そんな過去から心機一転、町のために婦人服の仕立屋を開こうとした矢先、ルビーはクウェント・リーガン保安官に捕まり、留置場に入れられてしまった。詐欺師まがいの行商人に腹を立て、万引きしたことが知れたからだ。弱者をだます卑怯者を懲らしめるつもりだったのに…… しかも法の番人クウェントは、彼女を留置場に入れただけではない。息も止まるほどの激しいキスをしたのだ!
逆にこっちの方がロマンス中心で楽しめました。(世間の評判的にはどうか判りませんが、4作それぞれ面白いけど自分的一番はこちら。しかし、プロローグで各娘のママとパパのやりとりがありますが、パパ……読めないお人だ…… 出逢った時期や子供が出来た時期は違うんだろうけど、娘の成長を見届けているって事はほぼ同時進行で愛人3人か……(というか、もう1作あるんだよね? 息子ヴァージョンが……すげーなパパン……)

赤い靴のシンデレラ (I-1795) アリー・ブレイク
人気スタイリストのカーラは、念願だったテレビ番組の仕事を得てはりきっていた。だが、そこへ思わぬじゃまが入った。急成長をとげている企業の経営者、アダム・タイラーだ。彼はその番組を思いどおりにしたいらしく、スポンサーとなってカーラの仕事にまで口を出しはじめる。どんな皮肉を言われようと、私は自分の仕事をこなすだけだわ。カーラはそう決心し、アダムと距離をおこうとした。それなのに、アダムはなぜかカーラを挑発し、謎めいた雰囲気とブルーの瞳で彼女の心をかき乱す。
カップ麺をヒロインにプレゼントした「結婚をもう一度(I-1771)」のスピン。こちらのヒーロー、あらすじだと傲慢男全開という感じですが、どうやら妻捜し番組に幼なじみで親友(IT関連企業(と書かれていたけど携帯電話会社?)共同経営者)が出演するのを親鳥のように心配したあまり、その番組の秘密ロケに潜り込むために番組のスポンサーになっちゃったという…… ある意味すごい人(笑) しかし、そこまでするほどこの親友に恩義を感じているようですが(まあ、出資には商売的にもちゃんと見越していますが)いったいどんな過去が!? ……とどきどきしながら読み進めたのですが、子供時代に冷たい自分の家よりこちらの家族に世話になっていたことが多い程度で詳しくは書いていなかった……よ? あれれ? まあどきどきしつつも、実際のラブシーンは少なめとIらしい作品でした。しかし、このヒーロー親友が番組中にちゃんと相手を見つけられて、幸せになって良かったね。……そういえばもう一人の共同経営者のスピンはないのかしら?

トレビの祈り (I-1820) アリー・ブレイク
グレイシーはまだ見ぬ父をさがしにローマへ来たが、手がかり一つつかめなかった。絶望しかけたとき、トレビの泉で理想的な父娘に出会った。少女をいつくしむ魅力的な男性、ルカ。私もこんなふうに愛されたかった…。彼に問われるがまま、グレイシーは事情を打ち明けた。すると、住み込みで娘の家庭教師になってくれたら、きみの父親さがしを手伝おうと、ルカが申し出た。願ってもない話に、グレイシーは飛びつく。ルカの胸に秘められた深い苦悩にも気づかずに。揺れる女心が共感を呼んだ「結婚をもう一度」「赤い靴のシンデレラ」の関連作。
あらすじだけ読んだ時には、このヒーロー、もしかしてヒロインの出生の秘密に関わる何かを知っているのでは? と思っていたのですが、単にヒーロー自身の元結婚生活と放蕩者の弟とのうまくいかない関係に絡む色々な苦悩でした。最後はちょっと弟に歩み寄った形で、ヒロインも父親違いの弟妹ともっと関わろうと一歩踏み出したり(勿論実の父や義理の父とも仲良くなろうとして)、ヒーロー親子の絆もあり、なんだかロマンスよりヒューマン色が濃い話という印象です。そんな中、「赤い靴~」で結ばれたアダムとカーラのお宅の家電保留BGMが、アダムの携帯電話会社のCMだったという(笑)(そしてそれをヒロインから知らされたカーラが激怒するという)エピソードは微笑ましかったです。

プレイボーイにさよなら 三つの愛の詩3 (I-1774) サラ・モーガン
ジェニーは亡き妹の赤ん坊を連れ、アレックス・ウエスタリングの住む海辺の家を訪ねた。赤ん坊の父親は金持ちのプレイボーイとして名をはせる彼だと、出産直後にこの世を去った妹が言い残したのだ。なんとしてでも父親の責任を果たしてもらおう。ジェニーはそう心に決めていたが、実際にアレックスの前に立つと、完全に言葉を失ってしまった。彼はまさに女性の理想を現実にした男性であると同時に、身がすくむほど冷たい雰囲気を漂わせていた。それでも勇気を奮い起こして詳しい事情を話したところ、アレックスはにべもなく否定し、ジェニーに立ち去るよう命令した。
さて、3つの愛の詩も最終話。前作より4年ほど経っていて、1話からお茶目な気になるヒーローとしてワタクシ騒いでおりましたアレックスの登場です。ええ、ええ、期待は裏切られなかったですよ。しかし、こうヒーローに入れ込んでしまうとヒロインへの点数が辛くなるのは必至で、今回もヒロインとの出会いシーンはえ~~~?という感じでした。
マスコミもシャットアウトしている家に乗り込んできて「父親として責任とれ」と居座るヒロイン。勿論、アレックスは話をちょっと聞いたけど、自分はそんな若い子に手を出したことはないし、その日確かにその子とパーティで踊ったけどそれきりだ。なんならDNA鑑定してもいい。ときっぱり言っているのに「妹は死に際にあなたの名前を言った」の一点張りで聞く耳持たないしー。赤ん坊に針刺すのはいやだって。
まあさ、医療関係に従事している(このヒロインも看護婦)人は、健康な子供に針刺すのは躊躇するのかも知れないけど、こういう場合は(しかも、絶対的な確信を持っているなら)ちゃんと検査するべきじゃないの?
というか検査して、その結果を待つ間にストーリーが進むのでも、話的にはオッケーだったんじゃないの?
必要以上に注射したくないというのは、作者自身の考えなんだろうなあ…… 注射以外でもDNA鑑定って方法がありそうだけどねえ……(よくドラマとかでは髪の毛とかから~ってあるし)
読んでいる方はそのシーンでヒロインに対して「一方的に非難する割に検査には同意しないって、その言い分ってどうよ?」とか思ったんですけどー。
まあ、そこでヒロインにプチむかついた(笑)のですが、それ以降はヒロインもアレックスの仕事ぶりに彼を見直したり、居座っている家で子供を挟んで絆が芽生えたり、ほんわかロマンスだったりして、点数回復。なかなか良かった話でした。
患者の母親の肺栓塞をヒロインが見つけたくだりや、2作目ヒロインの蜂アレルギーのくだりなど、今回も医療関係のエピソードは満載だったモノの、何故か1・2作目のヒーローほどカリスマ医師的オーラはなかったアレックスでした(笑)