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2006年12月の記事

締めの一本

データベース:テキサスの真珠(10/29up)~危険なマスカレード(11/02up)ちょっとだけ更新。

今年も後一日です。好き勝手書いているこのblogですが、少しずつ見て下さる方が多くなり、ロマンス読書好きを通してお友達が出来たりと、充実した年を過ごすことが出来ました。ありがとうございます。
新しい年になっても、相変わらず好き勝手書く、レビューとは言えないレビューサイトになると思いますが、新刊旧刊取り混ぜて萌え(爆)の赴くままマイペースでやっていきますので、また遊びに来てやって下さい。
え~来年は(トラブルシューター系で検索して来て下さる方が多いので)サイトかblogか判りませんが、サムリスネタをまとめて見られる頁を作りたいな……と、漠然と考えています。一年くらいそんなことを言っているような気がしますが(滝汗)

今年の締めくくりはこの本を選びました。

 燃えつきた絆
燃えつきた絆 (LS-312) ビバリー・バートン

父を目前で殺されたショックで、ディアナは前後の記憶を失った。そのため法廷で証言できず、恋人のルークが有罪判決を受けてしまう。あれから歳月は流れたものの、いまだ記憶は戻らないままだ。せめてルークの汚名をそそぎ、真犯人を見つけよう。ディアナはそう決意し、事件の再調査をはじめた。だが当時の話をきくため初めてルークの屋敷を訪れたところ、彼は瞳に憎悪をたぎらせて吐き捨てた。「協力する代わりに、僕が求めたらいつでも応じることだ」復讐心を満たすため、私に情婦になれというのね。けれど、ディアナにこの残酷な契約を断るすべはなかった。

孤独な生い立ちのため自分を受け入れてくれた家族をなかなか信じられず、唯一心を開いて愛したヒロインに裏切られたことによって、自分に価値がない、と心を閉ざしてしまったヒーロー。かわいさ余って憎さ百倍とばかりに、ヒロインに復讐をするも、心で快哉を叫ぶことが出来ず苦悩する。ヒロインもかつて愛してくれた相手に蔑まれているのに傷つき、失った過去を取り戻すことは出来ないと思いつつも、彼の今後のために(自分も未来に目を向けられるようになるために)以前家族の圧力に屈してしまった自分を後悔し、辛い記憶と向き合おうとします。萌えです。萌え設定ですよ、奥さん! 年末の慌ただしさに細切れ状態で読んだため、叫ぶほどハマッた~!!とはいかなかったモノの、二人とも傷ついて、でもどうしようもなくて~な辺りの心情の書き込まれ方は涙なくしては読めなかったです。最後(過去の事実は替えられないモノの)幸せになれたようでよかったね(泣)という感じです。保存棚行き決定。

B・バートンって、私の狼たちの休息シリーズへの喰いつきの悪さから思うに、今ひとつ自分と合わないのかも……と思っているのですが、単発作品はいいんだよね。前回の(火傷を負った女性と家事のアパートのオーナーみたいな)話も面白く泣けた覚えがあるし。
まあ、私のLS歴は、リンダ様から入ってブロックマンとキョーレツなラインナップで始まっていますので、固定観念が強すぎるのかもと思っています(苦笑)<狼たち~も孤高の鷲にも喰いつきが悪い

ともあれこの本がよかったので、気持ちよく新年の準備にかかれます♪
皆さまよいお年を~

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円換算で約一億一千六百五十万

図書館も年内最後ですが、いつもと同じ冊数しか借りられないので、帰り道小さな古本屋さんに寄り道。ブク○フじゃ300円ぐらいしそうな状態の本が(以前は210円だったのに、今日は)100円。2in1の本や長編、10月刊も1冊あったのに全部100円♪ ついつい余計な本まで選んでしまい14冊も(苦笑)レジに持っていったら、その店ではHQ人気がないのか、税込み1000円にまけてくれました。ちょっともうけ~ ←蔵書整理はどうなった(汗)
さて、この間読んだ罪深き娘(R-2122)がよかったので借りてきました。

 恋するアテネ
恋するアテネ (R-1992) ジュリア・ジェイムズ

アンドレアのもとに、ある日一通の手紙が届いた。差出人はギリシアの大富豪である祖父。息子の嫁であったアンドレアの母を、かつて裸同然で追い払った男だ。いったい今ごろなんの用?でも、この機会に、ずっと苦労をしてきた母に対して償いをさせてみせるわ。祖父と直談判をするため、彼女はアテネへと向かう。豪壮な屋敷に着き、家の中を見てまわる途中、テラスに立つ男性に気づいてアンドレアは息が止まりそうになった。このうえなくハンサムな顔に、なぜか蔑みの表情を浮かべている。彼が、私を卑しい身分の女だと考えているのは間違いない。だが夕食の席で、その男の正体を知ったアンドレアは呆然とした。

息子の嫁っつーか、結婚する前に、パパは(祖)父に反対され家を出たときに交通事故で死んじゃったようですが、(どうでもいいあらすじつっこみ) 貧乏苦労に負けない健気ヒロインです。祖父は年をとり自分の遺伝子を持った後継者が欲しいというだけの理由で、今まで見向きもしなかったヒロインの存在を思いだし、身ひとつで出世してきたやり手ニコスと結婚させようとします。ヒーローは、成功のシンボルである大会社との合併の条件が結婚&子作りなのに驚きますが、まあ、5年もすればじいさんも死ぬだろうし、相手に満足出来なかったら慎重に愛人を作ればいいや~位の気持ちで受け入れます。しかし、このヒーロー、定期的にお付き合いしている愛人が2人いますが、(相手や具体的な表現は出ていないのですが)、妙にリアルです。プレイボーイなヒーローはよく見掛けますが、傲慢で冷酷っぽい男らしい書き方されています。←話的にはどうでもいいところですが作者の実力がかいま見られたような気がします。
ヒーローは合併の条件で結婚させられる位だから孫娘は不細工だろうと思いこんでいて、初めてヒロインを見たときあまりの美しさにじいさんの愛人とか思います。なので蔑みの目で見ていたのですね~。ヒロインは彼の態度から、身分の低い母から生まれた女と見られていると思いこんでタカビーな態度に出るのですが、実は婚約者だと判り、ヒロインは母の為に借金完済&引っ越しその他費用50万ポンドを祖父に貰う代わりに結婚を承諾。その辺りからヒーローが本気モードvに。ヒロインが自分の容姿に自信が持てないのは相応の訳があるのですが、一瞬驚いたものの普通に受け入れたヒーローが◎。最後、愛を知らない祖父が自業自得な結果になるのですが、そこがちょっと後味悪かったのと、ヒロインがヒーローを愛するようになる具体的なエピソードがもっとあればよかったなあと思いつつ、なかなか面白い話でした♪

都合のいい結婚10~12を読んだのですが、あまり印象に残るような話ではなく、そろそろ自分的マンネリかしらと思っていたら13(10/5刊 愛を告げる五十の方法)ヒーローが100頁現在ツボ直撃ですよ。めろめろんではなく、一途で絶望的な片思いで「彼女はぼくのものにならない」とか思ってます。さ~続き読まなきゃ♪

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めりくり

結局私にはサンタさん来ませんでしたが、クリスマス気分を盛り上げようとクリスマスイブに読んだ本。

 聖なる夜に口づけを
聖なる夜に口づけを (HT-10) ビバリー・バートン リアン・バンクス

『星降る夜の出来事』ビバリー・バートン―孤児として育ったフェイスは運命の人との出会いを待ちわびていた。だから誘拐犯から彼女を救ってくれたワースに純潔を捧げたのだ。あれから二カ月―今夜、この広場のクリスマスツリーの下で再会する約束だ。だが降りしきる雪のなか、彼が現れる気配はない。ワースは私を愛していないんだわ。彼女は絶望のあまり気を失った。

狼たちの休息16話。と言っても私、このシリーズ全部持っているはずなんですがいつの頃からか放置プレイ気味で、内容的にかなり繋がりのあるエレンの話(15話傷ついた薔薇LS-303)も斜め読みなんです。ちゃんと読んでいた方がもっと私的に盛り上がったのかしら…… 短編なりに切なく、きゅっと纏まっているんだけど、どーも嵌るほどではなく。ワースが出ている分全部読み返して彼の人となりが判れば嵌るのかしら。(何話目から出ているのか判らないけど) なんだかんだ言ってヒロインに優しくべた惚れな所はよかったんですが、最後のツリーのシーンではもっと心情を読みたかったなあというのが本音のところです。雰囲気はめっちゃ盛り上がっていたのになぁ。 

『イブは憂鬱』リアン・バンクス―新任教師エイミーは泣きたい気分だった。休暇を前にして、家が火事に遭ったのだ。身寄りのない彼女には行く先がない。生徒の母親の兄ルーカスの家に泊まることになったものの…。彼女はそっと吐息をもらした。このうえなくセクシーで、かつ不機嫌な独身男性とクリスマスを一つ屋根の下で過ごすなんて。

リアン・バンクスってちょっとくすっとなる言い回しがたまにあって、この作品もしょっぱなっからヒーローの“クリスマスのせいで胸焼けがする”みたいな地の文でほのぼの。そのまま所々くすっとなりつつ、どんどんクリスマスイベント(?)に巻き込まれてゆくヒーローの姿に(笑)  
しかし、これがこの作品の特徴(巻き込まれ型微コメディ)なのかもしれませんが、エイミーが彼の意向も聞かないで彼の家で聖歌隊の練習の集まりとかしているのは、ちょっと…… 私なら持ってきたツリーを勝手にリビングに飾るのはまだ許せても、家を集会所にするなら一言あって然るべきかと。
まあ、強引我が儘女とまでの印象はなかったし、ヒーローが驚く様は面白かったけど。
でもコメディか?と思ったのは最初だけで、自分の美しさに自信がないヒロインを包みこむしっとり系のいい話でした。
……しかし、絶対周囲のごたごたに流されやすいタイプだよなあ。ヒーロー。現実にいたら優しいのか優柔不断なのか判定が微妙なところです。

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普通すぎ。

クリスマスも終わったので、遅ればせながら背景を替えてみました。新年を意識したデザイン(と自分では思っている)です。本当はもっとお正月っぽいのがあったのですが、そこはそれ、まだ年内だしねぇ。
──という訳で、お久しぶりでございます。書いたレビューはうっかり消しちゃうわ、データベースの無断書き込み対策に四苦八苦するわ、違うことに時間をとられておりました。
データベースのスパムは、どうやら管理室も新規登録画面も通さない裏技のような書き込みのようで今回追加した修正プログラムがちゃんと作動しないようなら、手作業で毎回削除していかなくちゃならないみたいです。あう。
時間がとられてるとは書きましたが本は読んでましたよ? 大そうじが終わっていないだけで(ダメじゃん)

買ったものの、ずっと放置していた本

 エメラルドの愛人
エメラルドの愛人 (PS-41) ハーレクインプレゼンツ・スペシャル リン・グレアム

ハリエットは仕事を失ったうえ、婚約者にも裏切られた。心機一転するため、ロンドンからアイルランドの西海岸へ。亡くなった親戚が遺してくれた土地と建物を相続することにしたのだ。美しい自然に癒されたのもつかの間、隣接する壮麗な屋敷の住人として億万長者の実業家ラファエル・フリンが現れる。彼はハリエットの身の上を知るや、傲慢な態度で言いはなった。「ぼくが立ち直らせてあげる」。  

リンの10月頃出た長編。……なんですが、あらら? なんだかI辺りの作品のような印象ですよ? 異父妹がヒロインの悪口を言いながら婚約者とベッドで~というのを見ちゃった辺りはキタキタ~っと思ったのですが、ヒロインが前向きで明るく好かれる理由も判るし、ヒーローも冷酷、と言われているのに、ヒロインに過去の事業について非難されると、あっさりこうこうこういう訳で自分はちゃんとやっているって釈明。ヒロインもあら誤解だったのねと。しかもリン作品お約束の家族全員鬼畜系ではなく、ヒロインの育ての父は理解者だし、その再婚相手もきっぱり言っちゃうところはあれど基本でいい人のようだし。異父弟は格好良くて姉思いの優しい男だし、略奪愛した妹だって結局は根はいい子。母だけが、リン作品によくいそうな身勝手タイプでした。ヒーローの異母妹も竹を割った系だけどいい子だしどのキャラどのキャラ皆さん普通のいい人。
え~…… ロマンスとしては面白かった。いつもより長編ですがさくさく一気読み出来るのは流石。定番ロマンス読みたいな~というときにオススメ。
でも一言。これはリンじゃないよ~~(泣) ヒロイン初めてじゃなかったし(ぼそ) 
結局、どきどきはらはらとか、ぎゃ~!!とか、切なっとか、何言ってんねんこのバカちんが~っ!というのがなく──悪役がいなくて、ワタクシ突っ込めなくって消化不良っす(リン末期症状か?)

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さらにまたいとこ

この記事、途中まで書いては消えて(うっかりミスで消してしまうこと3回)ああ、もう。あらすじ何度書いたことやら……(こんなときに限ってamazonにあらすじ載ってないし)

次のシリーズ三作はまた1~3ヒーローたちの死んだじいちゃんの兄弟の家系という、またいとこです。5・6のヒロインたちともまたいとこ。
……正直こうまでして同じ一族にこだわるほどのことなんでしょうか??
え? それ言っちゃダメ?

 十年目のプロポーズ
十年目のプロポーズ 都合のいい結婚7 (N-923) クリスティン・リマー

「トリー、久し振りだね」生涯で唯一人の男性、マーシュの笑顔を前にして、トリーは消えかけていた熱い思いが再燃し、同時に怒りが湧きあがるのを感じた。十年前、トリーは全身全霊でマーシュを愛した。ところが、悲劇的な事件が二人を引き裂き、マーシュは自分のことは忘れてくれと言い残して姿を消した。そしてトリーは、その後まもなく生まれた娘を育てながらこれまで必死に生きてきたのだ。忘れようとようやく決心した今になって、彼が会いに来るなんて。目的は何? 混乱したトリーは話も聞かずに、彼に背を向け逃げだしていた。

ヒーローはブレイクという暴力的な父親が居て、もめ事おこして反撃しちゃったので逃げ出すように家出したというのが十年前。その父が病床からヒーローを呼びつけたところから始まります。あらすじでねたばれしているようなのでアレですが、ヒロインはヒーローの子供を産んでいて、それをヒーローは知りません。それをあざけるように「サプライズがあるから彼女と連絡を取れ」とけしかけます。(まあついでにサプライズな遺産?もあるとほのめかしているのですが)このシリーズのヒロインは芯が強くて包容力があるタイプで、幼少時に心に傷を負ったヒーローを癒やす……というパターンが多いのですが、今回も負の遺産はいらない、と実家に足を向けることのなかったヒーローを過去とケリをつけるために思い出と向き合わせます。子供ネタで、子供も沢山出番があるようなのですが、いまいちその点の印象が薄いのはロマンス主体だから。
さて、そのサプライズな遺産の内容は、次のシリーズ8・9とこの三部作に跨っております。
しかし、このヒーロー父、一族シリーズモノに一人はいるはみ出し者のダメダメ悪人なのですが、あまりえげつなくとかキモくとか描かれていなかったので、最初のシーンとかちょっと魅力的だと思ってしまったのです(苦笑) この作者悪人書けない人なのかも。

 五百万ドルの花嫁
五百万ドルの花嫁 都合のいい結婚8 (N-954) 

“息子ジョナス・ブラボーは、エマ・ヒューイットと一年間の結婚生活を送り、期間満了後、彼女に五百万ドルを支払うこと”恩人の遺書を読んだエマは、あまりのショックに呆然とした。ジョナスは、子供時代に起きたある事件のため心に傷を負った気むずかしい大富豪で、かねてから彼の尊大な態度に憤慨していたエマは、恩人の意図がまるで理解できなかった。今目の前に座るジョナスは、あからさまな軽蔑の色を浮かべて彼女を眺めている。彼との結婚なんて考えられないけれど、苦境から救ってくれた恩人の願いを無視することもできない。エマが頭を悩ませていると、突然ジョナスが言い放った。「これは、きみが金目当てで企んだことだろう?」

今まで、金持ちという印象がなかったブラボー家ですが、(ザック(3話)の母方の実家は上流階級だったそうですが)こちらのお祖父ちゃんはかなりの金持ちだったようで、億万長者一家ネタっぽくなっています。前作ヒーロー父ブレイクの兄の息子がヒーロー。つまりいとこなんですが、お互いその存在を知りません。ブレイクは三十年以上前に火事に巻き込まれ死亡したと公式には思われているからです。(要は自分の死を偽装していたのですね~ その間に子供作って本名で家に落ち着くとはかなり大胆な御方です。ばれるだろ普通(爆))
こちらのヒーローのトラウマは子供の頃目の前で弟を誘拐され、何も出来ず犯人に頭を殴られたというもので、どこへ行くにも護衛護衛、母(故人)が晩年養女にした年の離れた妹を幼稚園に行かせるのも渋っている状態なのです。母は、こんな彼の状態(人を信用出来ない)状態を何とかしたいと思い、ヒロインの人柄に目をつけ、彼が妹を可愛がっているのを知っていて、あらすじの遺言を守らなければ妹の養育権はエマに与えるとするんですよね~。 ヒロインの方も、金目当てなんて言われるのは嫌だし、遺産も養育権も放棄しようと思うのですが、故人のヒーローに対する想いを知り、私に何とか出来るなら一年頑張ってみようと遺言執行するのです。
というかまずその時点で、???と。そんなしょっちゅう会ったことのない、二人がうまくいくとか癒やされるとか、そんな大ばくち打っちゃっていいのですかおかーさん? という訳で「都合のよくない」結婚の話でした。感想とか以前に設定に無理がありすぎよぅ。あ、前作のヒーローが遺言の内容を持って会いに来てジョナスの記憶も戻り行方不明の弟の行方を捜し当てました。事件的にはよかったねです。

 愛のたくらみ
愛のたくらみ 都合のいい結婚9 (N-959) 

妊娠をきっかけに恋人に捨てられ、未婚のまま息子のサムを育ててきたジョリーンは、突然降りかかった問題を前に途方に暮れた。息子の祖父母である元恋人の両親が権力をちらつかせ、養育権をジョリーンから奪おうとしているのだ。この窮状を見かねて、幼なじみで億万長者のデッカーが偽装結婚を持ちかけてきた。裕福な彼と結婚すれば、祖父母も手出しが出来ないといわれ、彼女は申し出を受け入れた。だが慌ただしい結婚式のあと、すぐに後悔の念にかられた。彼女の家の敷地に忍び込んだ探偵の目を欺くため、デッカーが燃えるようなくちづけをした瞬間、ジョリーンの身体をかつて感じたことのない衝撃が駆け抜けたのだ。 

そんな訳で劇的に人生がひっくり返ったにわか億万長者デッカー・スミス(本名ラッセル・ブラボー)君の話。元妻(ジョリーンの学生時代の親友)がかなり粘着さんだったため、死別した今も女性に対する関心が薄れているようです。こういう親友が偽装結婚、というネタだと実は以前から相手に関心を持っていて~みたいなこともままあるのですが、この作品マジでただの友人っぽい印象です(ベッド無しの結婚だし)。……そう言えばシリーズ1作目でもそう思ったなあ。ともあれ、偽装結婚式で初めて口ちゅーをして、自分の反応にびっくりするヒロイン。相手からなんとも思われていないのに、自分が欲望を覚えてしまったと動揺し彼を避けるように。
散々避けた後の“ちょっと舌を使ったあのキス”の話し合いのくだりは、拍子抜けしつつもほのぼのとなりました。
しかし、この3部作を読むと人生を翻弄されたヒーローが自分は彼女にふさわしい人間じゃないと思うのは判るかもなぁ……

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全員が全員結婚している訳ではないようで

さて、もうかなり記憶が怪しくなっているのですが、続きを借りてきたこのシリーズ。

 夏の日のアクシデント
夏の日のアクシデント 都合のいい結婚4 (N-817) クリスティン・リマー

ニューヨーク育ちで、男性の熱っぽい視線には慣れっこ。なのに最近、恋人とのつらい別れを経験した。メリンダは心機一転、ロサンゼルスで新しい仕事を始めた。有名女優に高級ランジェリーを売りに行くため、真っ赤なBMWを走らせているときに事故にあい、遅刻して商談は失敗に終わってしまう。事故の相手は古びたピックアップ。運転していたコールは家まで送ろうと申し出たが、同乗していた彼の妹、アニーが産気づき、メリンダは一緒に病院へ直行せざるをえなくなる。やがて、アニーに頼まれてテキサスに行き、コールの妻のふりをする羽目になるなんて夢にも思わず…。

都合のいい結婚3のヒーロー、ザックの妹の話。(ザックは牧場好きでお祖父ちゃんの牧場で暮らしていたという設定なので、実の兄妹ですがそれほど交流はないようです)上のあらすじを読むと、最後の一行以外はまあ、よくある話しよね~となるのですが、この展開で何故妻の振り?と思っていたら、妹が子供生んだのは実家には内緒だったからでした。
しかし、駆け落ち結婚した若いヒーロー妹が苦労するのはダメで、年に数回しか行ってない出先で出来ちゃった~慌てて結婚?なヒーロー(本当は無実ではあるが)ならいいのか、ヒーロー父よ…… そんな設定自体に疑問が残る話でした。ヒロインがお嬢で自分と近しいものを感じるアニー親子にせめて、とモノを買い与える気持ちは(事情が分かっているので)気持ち判るし、事情を知らないヒーローが金持ちが気まぐれに金与えて~みたいな気持ちも判る。最後ヒロインが町を出ようとして道に迷いまくり、電話ボックスでぼろ泣きのシーンが可愛かったなあと思います。

 夫は億万長者?
夫は億万長者? 都合のいい結婚5 (N-868) 

ジェナには、しなければならないことがあった。別れて数年になる夫、マックと正式に離婚することだ。苦労して消息を突き止め、連絡をとった。仕事中毒で家庭など二の次だったマックは、今や弁護士として成功をおさめ、億万長者になっているという。さっそくジェナが話を切りだすと、彼は離婚の書類にサインする条件として、途方もないことを言った。ジェナとふたりきりで二週間過ごすことを要求してきたのだ。まあ、なんて人なの!こんなの恐喝だわ。今さら一緒に暮らしたって、愛がよみがえるわけないのに。しかし、ジェナはその条件を受け入れるほかなく、波瀾に満ちた二週間の生活がスタートした。

都合のいい結婚シリーズの5作目。1~4作目の主人公の死んだお祖父ちゃん(牧場を3人のヒーローに遺した)の兄妹の方の家系。はとこ?ではないか。またいとこってヤツですかね、今までのと今回のヒロインとの関係は。
これは、次の「ドクターの贈り物」と関連深いので(←ヒロイン妹が主人公)、なるべく一緒に読まれることをオススメします。というかこの作品夫婦再生モノでして、どこが「都合のいい結婚」なんだか(それは言いっこなし♪)
幼少時代不遇のヒーローが、成功に取り憑かれ、仕事三昧で一番大事な人と離れてしまう、という萌え設定。まあ、このヒーロー金持ちになった後も、「離婚届提出してよ」って言われるまで、ヒロインと接触しなかったんで、「オンリーユーの割に行動が伴っていないな、この旦那……」とか思ってしまったのですが。その不遇の幼少時代がもう泣ける。夫を事故でなくした妻は三人の子供を別々の家に養子に出して生活をし、少しずつ会いに行く回数が減っていった。やがて再婚するけれど、手放した子供のことは言えなかった。麻薬中毒や暴力的な悪い親ではなく、大きな事件が起きた訳でもないのに捨てられた、という痛みがリアルすぎます(泣) もらい泣きっすー。
ヒロインも昔は言いなりになっていた旦那相手にちゃんと心を開いて欲しいと詰め寄ったり、彼を改めて理解して惹かれていくのがよく判るし泣き本としてシリーズの中で今のところ私的上位です。
一点だけツッコミ(?) ヒロインがいいかげん別居生活を辞めて離婚しようと思ったのは、高校時代に付き合っていた元彼にプロポーズされたからでした。中途半端な彼女をずっと待っていてくれて、大事に愛してくれていた元彼。いいヤツなのにあっけなく振られて可哀想に……
と思っていたら。

 ドクターの贈り物
ドクターの贈り物 都合のいい結婚6 (N-877) 

レイシーは婚約者に逃げられたローガンを慰めようと彼の家を訪ねたところ、思いがけず結ばれてしまった。程なく妊娠していることに気付いたが、ローガンには一切それを伝えなかった。彼の心は未だに去った婚約者にあるのを知っていたから。しかし、後一週間ほどで出産予定日というときになって、やっとレイシーはローガンに事実を知らせた。大あわてで駆けつけた彼がいったのは「結婚しよう」という言葉。昔から口うるさい兄のような存在だったローガンのことだから、プロポーズは単なる責任感によるものにすぎないはず。愛のない結婚なんて、ぜったいするわけにはいかない。レイシーはローガンのプロポーズを断固としてはねつけた。

あらまあ、そんな展開に(爆)、まあ結ばれて~というのは前作にほのめかしてありましたが。あらすじだけ読むと婚約者は他の女っぽい印象ですが、ヒロインの姉です。奔放でいたずら好きなタイプのレイシーと堅物先生なローガンは、ローガンが姉と付き合っていた高校時代から今まで、兄貴のように口出ししまくり、ウザがられまくり、の別の意味での火花ばちばちなのですが、一転、できちゃった結婚の後は互いに相手の気持ちを推し量り……というちょっと切ない感じに。でも、こういう話にありがちの「彼はまだあの人を愛しているんだわ~」と悲観しまくってラストまでいくのではなく、ちょっとは好意を持ってくれていると前向きなヒロインが好感が持てます。一方ヒーローは保護者モードが抜けないのか、今度は独占欲ばりばりに(爆) ヒロインは絵描きなのですが、絵を辞めて欲しがったり、悪影響を与えそうな友人と会って欲しくなさそうだったり。最後は懇願系(笑)で一冊で色々な面をかいま見られた本でした。でも私の評価は普通かな。

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HTの罠

HT(ハーレクインスポットライト)のシリーズというと、以前ネタばれ満載の続きの方が何年も前に発刊されているのに、1作目がこのシリーズから新作で出てがーん。なことが以前にありましたが。ま~た罠にかかりましたよワタクシ(苦笑)

読んだ本

さよならも言わずに
さよならも言わずに サザン・スキャンダル(HT-5) ジーナ・ウィルキンズ

数年ぶりに帰郷したレイチェルは、若く、純真で、幸せだった当時の自分に思いをはせた。あのころは最愛の人ルーカスとの約束された未来を信じ、輝いていた。だがそれも、彼女の兄の謎の転落死で一変する。ルーカスは町の人々に犯人扱いされ、彼女の前から姿を消したのだ。今、レイチェルは思い出の場所に来ていた。今日で何もかも忘れよう。私を待つ恋人はもういないのだから。そう、誰もいないはずだ。それなら、あれは幻?胸の痛くなるほど懐かしい声に、彼女は息をのんだ。「やあ、レイチェル。ここで君に会えるとは思わなかったよ」。

「サザン・スキャンダル」ミニシリーズおよび「マクブライド兄弟」の関連作。と下の方に小文字で書いてありましたが。
……? サザン~の3作目のヒロインが、母は近所の男と駆け落ち、不良の兄はその家の息子を事故に見せかけ殺した疑いがあって家出してしまったとあって、
ああ! このヒーローがその家出した兄ね~。なるほど。で、この話のヒロインが殺された息子の妹。で、周囲には内緒で付き合っていました、と。なんてロミジュリな(萌え)
ヒーローは自分の異母妹エミリーが押し込み強盗に入られ、金のブレスレットを盗られた(サザン3作目参照)という新聞記事を読んで田舎に帰る。それに自分が疑われたロジャーの事故死や駆け落ちした母のことが絡んできて~と割とミステリー色が濃いめ……のはずなんですが、最後、真犯人が残した証拠があまりにもありえねぇ~なオチだったんで、(どうして今まで誰も気がつかなかったんだ)なんだかほのぼのしてしまいました(苦笑) サザン~にでてきたブレーク(2作目ヒーロー)や3作目ヒーロー(現警察署長)とのやりとりも微笑ましく、ヒロインとのもどかしくも一途な感情のやりとりなんかもよかったです。
ヒーローはコンピューターで彼女と妹の現在の消息を知っていたようで、コンピューターってすごいんだよ~みたいな台詞が鼻についたのですが、原作見てみると一九九八年。確かに、その当時でしたら、コンピューターは田舎の一般市民には普及していなかったかもですね。個人情報保護法もなかったでしょうしね(笑)
しかし、この強盗の件がなかったら彼は地元に戻ってこなかっただろうし、彼女もタイミングよく地元に帰ってきていなかったら、誤解は解けないまま…… 人ってほんのちょっとのきっかけで離れてしまうモンなんだなあと思ったエピソードでした。
……で、マクブライド兄弟は?? と思っていたらヒーロー兄妹の親戚でサザン2作目のヒロインがマクブライド兄弟の姉で、兄弟本はこの作品の○年後とかを書いているんですね~~
ええっ? と思って、そちらを引っ張り出してみたら、思いっきりこの作品で明らかになった真犯人の噂をしていましたよ(汗)
(マクブライド家は恥ずかしいスキャンダルばかり、とサザン(特に1作目)と今回ののネタばれが……)
すんません。以前某方に「マクブライド兄弟ってこの2作だけの単発だったよ確か」とか嘘言ってました…… 今読めば、スピンだらけかもと判るような書かれ方していましたね……ごめんなさい。

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密林の罠

amazonでSEPの新刊が、3000円で出品されていた!
いくら何でも定価がそれということはないでしょうし…… 一日でも早く読みたい人はそれくらい出すと見込んでのことでしょうかね~
いえ、私は年末年始のお供予定なので、普通に在庫待ちしています。
本屋さんにいったらね、買おうかな~と思っていたB・バードンもSEPもなかったのでそのまま帰ってきましたよ。
D様新刊、買おうかどうかまだ悩み中~(このまま格好いいキャッシュのままで居てくれという気持ちもあるしさ(爆笑))

密林はたまに在庫待ち注文していると、入荷したときちょうどタイミングよくポチった人の方が早く発送されるという罠がありますなぁ……
サンタさんの話ですが、17日に在庫切れおこして24日以降発送になっていたのに、今日見たら1点在庫あり。なのに、ウチへの荷物は発送準備もしていな(泣)……かったので、改めてお急ぎ便ポチして、24日の方をキャンセルしましたよ。これでほっと一息。

++++++++++++++++++++++++

読んだ本(というかレビュ-するの溜まっているのですが)

 悪魔の眼
悪魔の眼 アレックス・カーヴァ

少年連続殺人犯ロナルド・ジェフリーズの死刑執行から3カ月。ネブラスカ州の田舎町プラットシティで、行方不明だった新聞配達の少年が遺体で発見された。FBI特別捜査官マギー・オデールは模倣犯を念頭に捜査に加わるが、怯える人々を嘲笑うかのように新たな少年が行方を絶った。“本当の悪魔は外にいる”ジェフリーズの最期の懺悔が真実なら、悪魔は今、この町のどこかだ!デビュー作とは思えぬ完成度と世界各国で絶賛。衝撃のサイコ・スリラー。

サスペンスとして面白かった。ロマンスは……ちょっとじれったかったですが、まあ、そこも、出逢って数日でベッドをともにしちゃうとかそういうロマンス本ばかり読んでいたからであって、普通はこんなかんじだよな。でも保安官のニックが最後「言ったと言わないとでは大違い」なある言葉を言うのですが、いつの間にそんなところまで!? とちょっと疑問に思ったのは確か。彼女が彼を~以前にどこで彼の方がそうなったのか私にはよく判らないな~。これだけの心理を書き込んであるのなら、もうちょっと彼女のこんな所がいいとかわるいとか、な辺りを書き込んで欲しかったような…… でも、これは98点のテストを満点じゃないというような感じに似ています。(要はレベルが高いが為のいちゃもん)
この保安官のニックがヒーローなんでしょうが、よくロマンス本にありがちのスーパーヒーローではなく、父親に逆らうよりいいなりになった方が楽だったとか、運がよくてここまで来た的に思われているとか、連続殺人の2番目の死体を余り近くで見られないとかそういう、人間の弱い(……弱いまではいかないなあ)、うん、とにかく人間臭さがあって、よかったかな。
この作品、犯人?が捕まり事件はとりあえず終結したものの曖昧で、この先のシリーズでもこのエピソードが続いてゆくようです。次の犯罪への布石みたいなモノがあったしね。
ところで、田舎の警察署はあの後人手不足になっちゃうのでは? と余計なツッコミを入れてしまいました。

とりあえず、次も借りてこよ~

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めろキング

最近はヒロインに一途でめろめろなヒーローをよく見掛けるようになったので、ちょっとやそっとじゃ驚かなくなったのですが、こちらのヒーローは「捧げられた一夜(A・M・ウィンストン)」以来久し振りなキングオブめろめろです(笑)

 待ちわびた夜
待ちわびた夜 (D-1157) ハイディ・ベッツ

図書館司書のグウェンは今日、誕生日を迎えて愕然とした。これまでの人生に欠けているもの…それは男性経験だ。これからの人生を楽しむために、彼女はセクシーな姿に変身し、地元で人気のナイトクラブに出かけた。だが彼女が夜遊びに不慣れなことを一目で見抜いた男性がいた。クラブのオーナー、イーサンだ。彼はグウェンに近づく怪しげな輩を追い払い、家まで送ろうとした。しかし、彼女はこのまま帰りたくはなかった。どこに行きたいのかというイーサンの質問に、彼女は思いきって答えた。「あなたの家よ」。

話としては王道且つ面白みがないと思うんだよね。特に事件が起こるとかヒーローにまとわりつく馬鹿女が何かやらかすとか、そういうのはなく、ナイトクラブのオーナーが格好こそ派手だがいつもと違う純情そうに見える女性をお持ち帰りしたら、朝には居なくなっていて、連絡先も残していないわ、その夜の甘い記憶は彼に火傷どころか大火事おこしてしまっているわ、で、町で見掛けて彼女のアパート前に押し掛けると、彼女の方は「あの夜の大胆な私は本当の私じゃないのに~」と思いつつ、やっぱり彼に惹かれているので会うことを承知する。そんな話。
こういうのってキャラクターをどれだけ作れるかなんだな~としみじみ思った一冊。ヒーロー視点なのでこの場合どれだけヒーローが好ましいかで本の評価が決まるよね~。ちなみに私的には◎
経験乏しそうなヒロインを優しくロマンティックに導いておきながら翌朝バージンだったらもっとゆっくり優しく出来たのに、って反省。(いや、これ以上になく優しかったですよ~)
居なくなった彼女にもう一度会いたいが為に、とうとう私立探偵を雇うまでしたそうですが(爆)←その後偶然彼女を見つけたのですが、「私立探偵を雇った日に見掛けるとは」って書いてあった。
彼女ともっと話したい、会いたいという思いから「ディナーパーティで友人夫妻に交友関係にツッコミ入れられるのイヤだから一緒に来て」なんて言っていますが、彼女がOK出してから、パーティのセッティングして、無理矢理友人夫妻を招いていますよ?(ナイトクラブが会場なだけで、ただの友人招いた夕食(爆))
こちらのヒーロー、そんなこんなで終始一貫、愛いヤツでした。
ナイトクラブからお持ち帰りしまくり、喰った数は覚えていないほど、な人のはずなんですが、どう見てもめろめろん(笑)
再会したときに、なんで家が判ったんだとビビるヒロインに「ストーカーじゃないから」とか言っていますが、これいい男じゃなかったら充分プチストーカーですよ、この人。

途中でてきたヒーロー友人のスピンがあるそうで(熱い暗闇D-1125)amazonでチェックしていたら、この方の日本デビュー作も読んでいたわ、私。やっぱりめろめろんだったわ、ヒーローが。砂漠の王子たちの短編が巻末3冊にまたがっていて、なんで他の作者のも買わなきゃいけないんだよ!って怒りつつ購入したら、意外に面白可愛い話で満足した~と思っていたアレ(億万長者の願いD-1120)がこの作者のデビュー作だったのね~。

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泣けまくり

シャロン・サラの新刊、最初の一章だけでぼろ泣きっすよ。あまりにもヒーローの境遇が哀しくて続き読めません。落ち着いたら読もう……
という訳で、昔のを引っ張り出してきた。

 炎のメモリー
炎のメモリー (LS-86) シャロン・サラ

ホリー・ベントンが目覚めたのは木の上だった。なぜこんなところに?大金の入ったバッグは私のもの?飛行機事故で記憶を失ったまま、ホリーは森をさまよい、ようやくキャビンを見つけて中に入り込んだ。だが、雷鳴よりも大雪よりも危険なものが訪れた。キャビンの持ち主―ローマン・ジャスティス。彼は無断侵入したホリーに拳銃を向け、記憶喪失を疑った。けれども彼女の怯えを信じたとき、ローマンは騎士になった。記憶を取り戻すのに手を貸し、優しくなぐさめる。ホリーが唯一頼れる存在は、愛する相手に変わっていった。しかし、彼女の正体がわかり、別れは突然やってきた。

「LS-64女相続人ケイシー」のスピンオフ。……が、最近読んだはずのこの本の記憶が……「女相続人~」のラストで、犯人がヒロインを誘拐していつもの車を乗り捨てたときにヒーローの弟であるローマンが機転を利かせて居場所を突き止めたというところくらいしか……私の記憶力ってぇ~ orz
(amazonのあらすじ見て思い出しました(苦笑))←こんなだからレビューしなくちゃダブり買いの恐れがあるのです。
あ、さて、飛行機事故で記憶を無くしてさまよった揚げ句ヒーローの居る山小屋へたどり着く、というネタは他にも作家競作シリーズか何かで読んだようなことがあるような気がしますが、(王家の恋か世紀のウェディングの様なロイヤルモノだったような? どれだっけ?)
相変わらずこの作者らしいヒーロー。最初ヒロインを警戒するものの、すぐに彼女が本当に記憶を無くして怯えていると理解し、包みこみます。ヒロインもヒーローの中にある温かさに触れ、彼を信頼してお金のことを話し、記憶が戻っても彼に惹かれたことは本物のことだと確信し、愛を交わします。でも実はヒロインには婚約者が居て、同じ飛行機事故でケガをし、ヒロイン宅に療養しているのでした。それを知ってヒロインの家に連絡し、彼女を引き渡すローマン。所々記憶が戻ってくるものの婚約者に愛情を感じられないヒロイン。ローマンは遅ればせながら、今辛い思いをしている彼女の助けになるために、大金の謎を追うためにヒロインの家に向かいます。
やっぱ、シャロン・サラは泣ける。娘を溺愛していて今の状態に心を痛めているパパや、純粋な想いをヒロインに抱く婚約者の弟。そういう存在も相まって透明感あるロマンスにしています♪
ヒーローの兄の娘とのやりとりにもニヤリv 子供ダイスキなのねヒーローってばv
この作者の「天使を拾った夜」というのを読んだ記憶がないな~と思っていたら、この2冊のスピンでヒーローの兄の話なのね~ 探してみよう。

 罪深き娘
罪深き娘 (R-2122) ジュリア・ジェイムズ

レイチェルは自分が美しく完璧に見えるよう、念入りに装った。ファルネステ産業を率いるヴィートを魅了しなければならない。レイチェルの母は、彼の父親の愛人だった。そのせいで、母もレイチェルもヴィートから蔑まれてきた。彼はレイチェルを巧みに誘惑し、純潔を奪いさえしたのだ。今ヴィートは、母が手に入れたファルネステ家の由緒あるエメラルドを何がなんでも取り戻そうとしている。「エメラルドが欲しいなら、わたしと結婚して」彼のオフィスに乗り込んだレイチェルは、果敢に取り引きを持ちかけた。でも、自分から結婚を迫った理由は、口が裂けても言えないわ。

ヒロイン母が死の床で自分が果たせなかった本妻の夢、ヒーローと結婚して欲しいという願いを抱いていることを知り、本当は条件無しで返そうと思っていた首飾りをエサに結婚を迫るヒロインです。
ヒーローは事情を知らない上に、母を苦しめたヒロイン母を憎んでいるし、ヒロインのことも蔑んでいるから結婚なんて~と思っていたのですが、売り言葉に買い言葉的なノリで婚前契約書付きの結婚に踏み切ります。
過去の誘惑~純潔を奪った辺りのエピソードは、お互いに相手にだまされ、恥をかかされたと思っていますが、実は……
母への愛に過去の屈辱を堪え、自分を蔑む男と結婚するヒロインが健気で泣けてしまいました。ヒーローも復讐が復讐が言っていますが、基本でヒロインを手放せないし、傷つける様な台詞をラスト近くまで言っていますが、真相~告白のシーンの素直な真情の吐露に株が上がりました。ヒーロー母の真実は、それらしいエピソードがなかったのでちょっとびっくりでしたが、何となく受け止められる内容でした。
とにかく、巷で好評だった作品というのは納得。大満足です。この作者他の作品も読んでみようかな。 

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15作も一族で便宜結婚だらけなのもどうかと思うが(笑)

あ~……パラ見した本が、身勝手ヒロインに(怒)となって、禄に読まずに図書館に返してしまいました。あらすじがツボだったので借りたというのに…… というか一年前に読んだ同じ設定のミランダ・リー「二週間のダーリン」はありだったんですが。
もしかすると、今「二週間の~」を読んだらヒロインダメダメになるのかなぁ。え~、この次に図書館に行った時にまだあったらもう一回読んでみようと思います。こういうヒロイン一途でめろめろ尽くす系ヒーローは好きなんで。
(いや、「ちゃんと読んでもやっぱこの本はスカだったし」って叫んでいるかも知れませんがね(苦笑))
ちなみに9月5日刊「誘惑の真相」レニー・ローゼル(I-1852)です。
文句ばかり言っててすみません。題名まで正直に書きすぎるのもこれから読むかもしれない方にとってどうかなあと思うのですが(ネタとしてけなすのとは違うので)

さてと、気を取り直してレビューです。

永遠はお嫌い? 都合のいい結婚2 (N-755) クリスティン・リマー

ロサンゼルスのホテルのロビーで、メギーは生涯でただひとり愛した男性を待っていた。ネイト・ブラボー。幼なじみで、今はロスの私立探偵。少年と少女だったころ、誰より理解しあっていた相手。だが十九歳の夏、メギーが愛を打ち明けると、ネイトは彼女を拒み、故郷の町を出ていってしまった。あれから十数年、今度こそ、メギーは彼に頼むつもりだった。わたしと結婚して、子供の父親になって、と。“二年以内に結婚して子供を産まなければ、牧場は相続させない”亡き父の遺言のせいで、大切な牧場を失わないためには、夫と、子供が必要だ。その相手はネイト以外考えられない。今も変わらぬ思いを打ち明け、契約結婚をもちかけるメギーを、ネイトは今度も拒絶した。だが一週間後、そのネイトが突然現れ、夫になってもいいと言いだした

12歳頃メギーが牧場の片隅の小川で水浴びをしていたところ、隣に引き取られてきたネイトが草原で火の不始末をしてしまい、その煙を見てズボンも穿かずに駆けつけたという裸な出会いから始まった幼なじみカップル。こちらのヒーロー、自由を求める気持ちが強いため永続的な関係を求めそうなタイプのメギーに対して最初から腰が引けていました。19くらいの時のキス一回の仲です。刹那の関係を求めつつ勢いに任せて本命を喰べちゃうような不埒な事しません。
が、彼も彼女に惹かれているので、一回偽装結婚しようと決めるともう、ラブラブでべたべたで独占欲出しまくり~だったりv 冬の間牧場を離れて、彼の仕事場があるロスに行った時のアパートの住人とヒロインの交流は良かったし、(妊娠したら離婚すると取り決めをしていたので)お互い妊娠に気付かない様にしている部分も切ないし、その後妊娠が判った後の別れのシーンはヒロインの気持ちを思うと涙しちゃいました。ネイト以外は欲しくないとずっと一途に愛し続けてきたヒロインに対して、このヒーローはいくら束縛を嫌うからって…! と思っていたのですが、自由を求める気持ちは実は幼少期のトラウマ(しかもショックでその記憶もなくなっている)が絡んでいた様で、そちらの過去も可哀想だったなー。

花嫁の嘘
花嫁の嘘 都合のいい結婚3 (N-766) クリスティン・リマー

ザックとテスの結婚を、理想的なカップルだと誰もが喜んだ。誠実な牧場主のザックと、やさしく女らしいテス。しかし、ふたりが結婚したのは、実際的な理由からだった。ザックには、家事を切り盛りする妻が必要だったし、シングルマザーのテスは、安定した生活を望んだのだ。互いに好意を持ち、普通の結婚生活を送るはずが…。ザックは一度もベッドをともにしようとしない。実は、テスには誰にも言えない秘密があった。亡くなった前夫の親友をひそかに愛していたのだ。妻があり、ザックのいとこであるキャッシュを。ザックは彼女の気持に気づいていた。それを知らないテスは苦しむ。愛しているのはキャッシュのはずなのに、ザックを見ていると、自分の心までわからなくなって…。

ザックが自制心の塊です。うわー我慢の鬼だ。身体に悪そう……(余計なお世話) ヒーローは思えば最初からヒロインに自分の妻にふさわしいという以上に女性として惹かれているのですが、テスのキャッシュに向けるまなざしを見てしまい、時間をかけようと思います。そんな気持ちを知らないテスはちょっともどかしく思って…… 寡黙なヒーローと大人の女性のヒロイン。しっとりロマンスで○でした。

都合のいい結婚、3作目まで読んで、ヒーローが理性的で、ヒロインにめろめろでしっとり切なくなかなかいい感じです♪
最近傲慢系ヒーローばかり読んでいたので、しょっぱいモノの次は甘いモノを食べたくなるように、私の読書傾向も両極端を交互にいっている様な気がします(苦笑)

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それって犯罪

また週末に子供が体調崩しましたよ…… 今度はノロウィルスですって。 orz

データベース更新。
侯爵夫人と呼ばれて(10/16up)~愛ゆえに別れて(10/28up)
つーか、なんですか? 一応アレは私しか登録出来ないようになっているのですが、昨日誰かが勝手にアダルトサイト登録していましたよ? (もう削除しましたが)むかつきますね。つか、よく掲示板が荒らされていたりは見ますが、こんなマイナーなところにちまちま登録するとは……(そういえばウェブリングもこういう登録されてむかついたことが) 問題は、このデータベースのCGIを知っている人が登録画面を呼び出して登録したのか、管理用のパスワードを破られて、管理室に踏み込まれて登録したのか。それによってかなり違うのです。とりあえず管理用パスは替えておこうっと。

そんな気分で読んだせいか……

 ドクターの週末
ドクターの週末 (D-1151) ミーガン・マキニー

看護師のレベッカは、手ひどく捨てられた経験から、医者とは個人的にかかわり合いにならないことに決めている。最近ボスになった外科医のジョンも避けるべき人物の典型だ。優秀なうえにハンサムなので女性患者には大人気だが、部下に対して冷淡な彼には反感を抱かずにいられない。ある日、レベッカは出先で立ち往生してしまい、偶然そこに居合わせたジョンに車で送ってもらうはめになる。背に腹はかえられないと自分に言い聞かせて車に乗り込むが、ギヤを換える彼の手が脚をかすめたとき、我が身に走ったおののきに、彼女はただ戸惑うしかなかった。

ううーん?
過去の失恋からヒーローは絶対上流階級で看護婦は平民と思っていて、恋愛くらいは楽しんでもいずれ同じ階級のお嬢と結婚するんだわと思いこんでいるヒロイン。実はヒーローは自分の育った環境を恥じて周囲に隠し、自分は完璧にならなきゃと思いこんでいたりして。そこに「この二人は絶対いいカップルになるわ♪」と勝手に思いこんでいるヒロインの親代わりのおばちゃんがでてきて…… ちなみにあらすじの出先でどうのこうのは、このおばちゃんがヒーローの良さを強調するためにヒロインをスカ男とデートさせて、その出先でこっそり男のタイヤをパンクさせたからです。しかもヒーローがそこを通りかかったのは急患だといういたずら電話を受け取ったから。おばちゃんそれってぷち犯罪です。
みんながみんな思いこみの嵐?でちょっとワタクシ置いてきぼりにされてしまいました。 こういう縁結びに命懸けてるおばちゃんはHQでも良くいますが、魅力的に書いているつもりでしょうがこちらにあまりそれが伝わってこなかったなあ~ 多分このキャラが出てくるのを数作読んでいたらまた違う感想なんでしょうが、これだけだとちょっとやりすぎ?って感じです。
(あ、日本初刊行の作家なので、これにスピンオフがあるかとか、そういうのは判りません)次に(あれば)期待というところですな。

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予定は未定。

 コタツムリの間に読んだ本。今日は温かいので、真面目に掃除でもする予定……予定……未定…… ←あっ

 あなたに会えた奇跡
あなたに会えた奇跡 (R-1984) ヘレン・ブルックス

突然、ロザリーのもとに大仕事が舞い込んだ。依頼主は先日のパーティで出会った人物、キングズリー・ウォード。有名な企業家で、誰をも惹きつける魅力の持ち主だ。彼は数ある積算士の中で、わざわざロザリーを指名した。パーティで親しくなったわけでもない…むしろ逆だというのに。仕事としては願ってもない話だが、ロザリーの心は沈んだ。キングズリーは、かつてロザリーが愛した人にどこか似ているのだ。かつて愛した人―思い出すだけで強烈な吐き気が体を襲う。とにかく、キングズリーとは距離を置かなくてはいけない。出会った瞬間から、本能が警鐘を鳴らしているのだから。

子供時代の環境も悲惨なら、二十歳頃関わった見た目◎の男との関係も悲惨だったため、自立し、仕事に生きる健気ヒロイン。ヒーローはパーティで一目欲望(?)したヒロインに男が居ないと判ると仕事を介して近づきます。勿論短い情事のためになのですが、彼女を口説こうとしているうちに、彼女の複雑な内面に気付き、それを読み解きたいと思うようになって…… ←ここでもうアナタ傲慢な女たらし失格(笑) 
強引で俺様な発言をしたり、ヒロインがデートに応じないと周囲の懐柔から行ったり、めろめろ君、必死です(笑) でも、ちゃんとヒロインの心を広く包み時間をかけて癒したいい男でしたv (最近のRのわりに、ラブシーンはどぎつくないです。寸止め系?)
ところでこの作品、オレンジリキュール入りのウインナーコーヒーや、妙に美味しそうなヒーロー特製簡単料理披露シーンがあります。バター炒め玉葱を入れたスクランブルエッグ&ベーコンのトーストのせ、私も作ってみようかなあ。

 プレイボーイ・ドクター
プレイボーイ・ドクター (I-1612) サラ・モーガン

どうしてセブ・マコーレーがここに? 診療所で働くジョアンナは、新しく赴任してきた同僚に愕然とした。同じ大学で学んだセブは、裕福な家の出身で、学生時代から女性関係の噂が絶えなかった。プレイボーイの彼に田舎の診療所の医者など勤まるわけがない。自分とは正反対のセブに、ジョアンナは反発を覚えた。しかし彼は腕の立つ医師で、患者の受けも良かった。自分が誤解していたと認めざるをえなくなったころ、彼女は気付いた。セブに見つめられると胸がどきどきする。おまけに彼もジョアンナに気があるらしく、日に日に誘惑の度合いが増していった。その一方で、セブには毎日のように女性たちから電話があったが、彼はそのことをジョアンナにひた隠しにするのだった。 

こちらはこちらでIなのにRっぽい傲慢発言ヒーローが多い作家、サラ・モーガンの日本初登場の作品。最初のお互い反発シーンがやけにリアル(?)でちゃんとラブラブになるのかしら~とちょっと心配もしましたが(笑)きっちり纏まっていました。初期の作品らしく、あまり作者のカラーが出ていないようですが(医療シーンはちゃんとあるけど)反発しつつ、お互いを知ってゆくにしたがって思いが募る、と微笑ましい話でした。こちらのヒロイン、やっぱり昔顔のいい男にもてあそばれた過去があってそれはちょっと可哀想なエピソードだったなあ。いじめってする方は軽い気持ちでもされた方は……と思うような思い出でした。 

 九カ月の約束
九カ月の約束 都合のいい結婚(1) (N-743) クリスティン・リマー

わたし、妊娠してる!大学で会計学を学ぶアビーにとって、計算はお手のもののはずが、計算外のことに、彼女の頭は大混乱。しかし心のなかでは、すでにひとつの答えが出されていた。なにがあろうと、この子を産みたい。でも、どうやって?誰にも相談はできない。相手のキャッシュにも。アビーより十五歳年上のキャッシュは、彼女にとってなんでも相談できる兄のような存在だったはずなのに…。彼女の胸に、あの夜の出来事がよみがえってくる。突然の父の死が受け入れられず、ひとり泣いていたアビー。彼女を、やさしくなぐさめてくれたキャッシュ。やがて、甘美な思いに包まれて…ふたりは結ばれた。キャッシュがこのことを知ったら、なんて言うかしら?でも、彼には絶対に知らせたくない。妊娠したとわかれば、彼は責任を感じて、必ず結婚を口にするだろうから…。  

今月の新刊であらすじを読んで気に入ったのがこの都合のいい結婚シリーズ。「ミニシリーズ都合のいい結婚の新作が三ヶ月に渡って刊行」みたいに書いてあったので、以前のモノから読んでみようと思ったら……これ、もう12冊くらいは出ているのね。10冊以上はミニシリーズ言わないで欲しいんだけど? いや確かに最初はミニシリーズだったかもですよ? でもこれだけの冊数になったら、新刊の本紹介にミニシリーズと言わなくたって…… ただの「好評シリーズ」とかでいいじゃん。狼たちの休息とかも未だにミニシリーズなんだよねえ……確か。まあ、それは置いておいて。

「都合のいい結婚」初期の三部作の1作目。
幼なじみモノなんですが、二人の絆が特別だったエピソードに欠けているため、のめりこむまでに嵌るというほどではなく、残念。ヒロインはヒーローを幼い頃から好きだったのですが、家族の愛情っぽく、読んでいくにつれだんだんロマンスっぽくなります。15歳差というのと彼女を愛することを恐れたヒーローがヒロインに別れを告げたシーンは、ヒロインが可哀想で涙しちゃいました。
表紙が赤ん坊を抱きしめているヒロイン(と寄り添うヒーロー)な絵柄でしたが、本当に生後一ヶ月くらいの新生児くさい(?)顔の赤ちゃんでした。

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俺様恨んでます(?)

寒……っ! めっちゃくちゃ寒っ!!
最早コタツからでることもままなりません、私。コタツムリ状態です。
そうなると必然的に読書は進んだりするのです(苦笑)

 愛されぬ妻―復讐の波紋〈2〉
愛されぬ妻―復讐の波紋〈2〉 (R-2148) トリッシュ・モーリ

深夜、夫のパオロが疲れきった様子でエレーヌのもとを訪ね、形だけの結婚をとうとう終わらせられると知らせた。エレーヌがパオロと結婚したのは、アラブの王族シーク・ハリドとの政略結婚から救い出してもらうためだった。ハリドがほかの女性と結婚するまでという条件つきで。エレーヌは結婚した日からずっとパオロを求めてきたけれど、彼にはサファイアという愛する女性がいる。もう解放してあげなくては。だが、パオロが告げた驚愕の事実に、エレーヌは凍りついた。ハリドが奪うように妻にしたのは、サファイアだったのだ。なんということ!二度もパオロの人生を狂わせてしまったなんて。

今月の新刊はあまりそそられるモノがなかったのですが、書店に寄った時にあらすじを見たら面白そうだったので購入。本を減らす言っているくせに全然懲りていません(苦笑)

この話、ヒロインは名前だけの旦那ですがヒーローのこと想っています。が、過去一度もベッドをともにすることもなく、長く別居中。ヒロインの両親(と婚約者だったシーク)しか知らないという本当に書類だけの妻です。実際は12年の古女房なのに(笑) 
が、あらすじの後、お互い心の痛みを慰めるかのように一夜をともに。でお約束のように出来ちゃって、結婚継続~そこからごたごたなんですが、ヒーロー、離婚するために彼女の家に来たはずなのに、彼女の美しさに今更気がついちゃったのです。それからは彼女との素晴らしい体験を思い悶々としているのですが、その割に言動は傲慢そのもの。
ヒーロー視点があるために、何となく「脅してでもヒロインを手元に置いておきたいんだなあ」と判るのですが、でもかなり復讐系発言多し。
だからヒロインは「彼は赤ちゃんとベッドのためだけに私を支配してるんだわ~」としょっちゅう落ち込んでいますが、確かにあの仕打ちはそう思われても仕方ないです。ダメっすよ、この男。自分の気持ちに鈍感すぎ。
でも、健気ヒロインで話は面白かった。これはヒーローをけなしつつ読む本ですね。
ところで、別居中に彼はあらすじにでていた女と付き合い、ヒロインも2回ほど誰かとベッドをともにしたらしいですが、嫌悪感がなかったのはあまりにも薄っぺらに書かれていたから。しかし、このサファイア(先月刊のヒロインだそうです)実はヒーローの義理の妹とかそういう隠しネタだと思っていたら、普通にガールフレンドだった模様。
うーんこれは先月刊読んでみなくちゃ詳しくは判らないなあ。探してみようっと。

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ゴブサラ……いえ、ご無沙汰で

最近コブサラダドレッシングに嵌っておりますmillです、こんばんは。
家族が風邪で休んでいたので看病していました(というほどエラそうなことをしていた訳ではないのですが。軽かったし)クリスマス用のミニタペストリーはクリスマスまでには仕上がらないだろうなあ……(毎年のこと(苦笑))
レビューを書こう書こうと思っていたら、いつの間にかココログのメンテナンス期間に突入してしまって書きそびれていました。もう記憶も怪しいのですが駆け足でレビュー行きます。

 翡翠の涙
翡翠の涙 (HS-131) ルース・ランガン

サンフランシスコ一の娯楽の殿堂<ゴールデン・ドラゴン>の後継者であるジェイドは、父オニキス・ジュエルの訃報を受けてテキサスにやってきた。そこで三人の異母姉妹に会ったことから、ハンギング・ツリーの町に根を下ろして生きていこうと決心する。ところが、故郷と同じ遊興施設を建てるという彼女の計画に町中が猛反対し、若き牧師ウェイド・ウェストンが両者の折衝役を買って出た。聖職者でありながら情熱的で、謎めいた魅力に溢れるウェイド。どこか危険な雰囲気を漂わせ、彼女を落ち着かない気分にさせる。しかも彼を見ると、ジェイドは何故かある人物を思い出した── 三年前、十六歳の誕生日に彼女にキスをした黒ずくめのガンマンを。

ん~。町の歴史や過去などが絡み、このシリーズの中でも核になる話のようですが、今いい人だからって昔の罪は改まらない、という小さな町気質がありありで、私は読んでいて楽しくはなかったです……

 灼熱のルビー
灼熱のルビー (HS-133) ルース・ランガン

父の死がきっかけで三人の異母姉妹と、テキサスで新しい生活を始めた南部育ちのルビー・ジュエルは、奔放な正確と人目を引く美しさのせいでいわれなき中傷を受け、傷ついていた。そんな過去から心機一転、町のために婦人服の仕立屋を開こうとした矢先、ルビーはクウェント・リーガン保安官に捕まり、留置場に入れられてしまった。詐欺師まがいの行商人に腹を立て、万引きしたことが知れたからだ。弱者をだます卑怯者を懲らしめるつもりだったのに…… しかも法の番人クウェントは、彼女を留置場に入れただけではない。息も止まるほどの激しいキスをしたのだ!

逆にこっちの方がロマンス中心で楽しめました。(世間の評判的にはどうか判りませんが、4作それぞれ面白いけど自分的一番はこちら。しかし、プロローグで各娘のママとパパのやりとりがありますが、パパ……読めないお人だ…… 出逢った時期や子供が出来た時期は違うんだろうけど、娘の成長を見届けているって事はほぼ同時進行で愛人3人か……(というか、もう1作あるんだよね? 息子ヴァージョンが……すげーなパパン……)

 赤い靴のシンデレラ
赤い靴のシンデレラ (I-1795) アリー・ブレイク

人気スタイリストのカーラは、念願だったテレビ番組の仕事を得てはりきっていた。だが、そこへ思わぬじゃまが入った。急成長をとげている企業の経営者、アダム・タイラーだ。彼はその番組を思いどおりにしたいらしく、スポンサーとなってカーラの仕事にまで口を出しはじめる。どんな皮肉を言われようと、私は自分の仕事をこなすだけだわ。カーラはそう決心し、アダムと距離をおこうとした。それなのに、アダムはなぜかカーラを挑発し、謎めいた雰囲気とブルーの瞳で彼女の心をかき乱す。

カップ麺をヒロインにプレゼントした「結婚をもう一度(I-1771)」のスピン。こちらのヒーロー、あらすじだと傲慢男全開という感じですが、どうやら妻捜し番組に幼なじみで親友(IT関連企業(と書かれていたけど携帯電話会社?)共同経営者)が出演するのを親鳥のように心配したあまり、その番組の秘密ロケに潜り込むために番組のスポンサーになっちゃったという…… ある意味すごい人(笑) しかし、そこまでするほどこの親友に恩義を感じているようですが(まあ、出資には商売的にもちゃんと見越していますが)いったいどんな過去が!? ……とどきどきしながら読み進めたのですが、子供時代に冷たい自分の家よりこちらの家族に世話になっていたことが多い程度で詳しくは書いていなかった……よ? あれれ? まあどきどきしつつも、実際のラブシーンは少なめとIらしい作品でした。しかし、このヒーロー親友が番組中にちゃんと相手を見つけられて、幸せになって良かったね。……そういえばもう一人の共同経営者のスピンはないのかしら?

 トレビの祈り
トレビの祈り (I-1820)  アリー・ブレイク

グレイシーはまだ見ぬ父をさがしにローマへ来たが、手がかり一つつかめなかった。絶望しかけたとき、トレビの泉で理想的な父娘に出会った。少女をいつくしむ魅力的な男性、ルカ。私もこんなふうに愛されたかった…。彼に問われるがまま、グレイシーは事情を打ち明けた。すると、住み込みで娘の家庭教師になってくれたら、きみの父親さがしを手伝おうと、ルカが申し出た。願ってもない話に、グレイシーは飛びつく。ルカの胸に秘められた深い苦悩にも気づかずに。揺れる女心が共感を呼んだ「結婚をもう一度」「赤い靴のシンデレラ」の関連作。

あらすじだけ読んだ時には、このヒーロー、もしかしてヒロインの出生の秘密に関わる何かを知っているのでは? と思っていたのですが、単にヒーロー自身の元結婚生活と放蕩者の弟とのうまくいかない関係に絡む色々な苦悩でした。最後はちょっと弟に歩み寄った形で、ヒロインも父親違いの弟妹ともっと関わろうと一歩踏み出したり(勿論実の父や義理の父とも仲良くなろうとして)、ヒーロー親子の絆もあり、なんだかロマンスよりヒューマン色が濃い話という印象です。そんな中、「赤い靴~」で結ばれたアダムとカーラのお宅の家電保留BGMが、アダムの携帯電話会社のCMだったという(笑)(そしてそれをヒロインから知らされたカーラが激怒するという)エピソードは微笑ましかったです。

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プレイボーイにさよなら 三つの愛の詩3 (I-1774) サラ・モーガン

ジェニーは亡き妹の赤ん坊を連れ、アレックス・ウエスタリングの住む海辺の家を訪ねた。赤ん坊の父親は金持ちのプレイボーイとして名をはせる彼だと、出産直後にこの世を去った妹が言い残したのだ。なんとしてでも父親の責任を果たしてもらおう。ジェニーはそう心に決めていたが、実際にアレックスの前に立つと、完全に言葉を失ってしまった。彼はまさに女性の理想を現実にした男性であると同時に、身がすくむほど冷たい雰囲気を漂わせていた。それでも勇気を奮い起こして詳しい事情を話したところ、アレックスはにべもなく否定し、ジェニーに立ち去るよう命令した。

さて、3つの愛の詩も最終話。前作より4年ほど経っていて、1話からお茶目な気になるヒーローとしてワタクシ騒いでおりましたアレックスの登場です。ええ、ええ、期待は裏切られなかったですよ。しかし、こうヒーローに入れ込んでしまうとヒロインへの点数が辛くなるのは必至で、今回もヒロインとの出会いシーンはえ~~~?という感じでした。
マスコミもシャットアウトしている家に乗り込んできて「父親として責任とれ」と居座るヒロイン。勿論、アレックスは話をちょっと聞いたけど、自分はそんな若い子に手を出したことはないし、その日確かにその子とパーティで踊ったけどそれきりだ。なんならDNA鑑定してもいい。ときっぱり言っているのに「妹は死に際にあなたの名前を言った」の一点張りで聞く耳持たないしー。赤ん坊に針刺すのはいやだって。
まあさ、医療関係に従事している(このヒロインも看護婦)人は、健康な子供に針刺すのは躊躇するのかも知れないけど、こういう場合は(しかも、絶対的な確信を持っているなら)ちゃんと検査するべきじゃないの? 
というか検査して、その結果を待つ間にストーリーが進むのでも、話的にはオッケーだったんじゃないの? 
必要以上に注射したくないというのは、作者自身の考えなんだろうなあ…… 注射以外でもDNA鑑定って方法がありそうだけどねえ……(よくドラマとかでは髪の毛とかから~ってあるし)
読んでいる方はそのシーンでヒロインに対して「一方的に非難する割に検査には同意しないって、その言い分ってどうよ?」とか思ったんですけどー。
まあ、そこでヒロインにプチむかついた(笑)のですが、それ以降はヒロインもアレックスの仕事ぶりに彼を見直したり、居座っている家で子供を挟んで絆が芽生えたり、ほんわかロマンスだったりして、点数回復。なかなか良かった話でした。
患者の母親の肺栓塞をヒロインが見つけたくだりや、2作目ヒロインの蜂アレルギーのくだりなど、今回も医療関係のエピソードは満載だったモノの、何故か1・2作目のヒーローほどカリスマ医師的オーラはなかったアレックスでした(笑)

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このヒーロー自体が(笑)ネタ

 野に咲く白薔薇
野に咲く白薔薇 (HS-80) トーリ・フィリップス

アリシアが初めてウルフ・ホールを訪れたのは七歳の時だった。彼女はそこで十年後に夫となる一人の少年と出会った。彼の名はトーマス・キャヴェンディッシュ。十四歳の内気なやせっぽちの少年は、彼女の心をとらえた。だが、婿捜しに奔走する養父が、彼に白羽の矢を立てたのは、アリシアの思いとは無関係な理由からだった。アリシアは亡きエドワード王の庶子。それが世間に知れたら、現国王ヘンリーは、彼女を抹殺しようとするだろう。そのためには、アリシアを守ってやれる男でなければ。はたしてトーマスがそれだけの器量を持っているかは不明だったが、婚姻の誓約は交わされた。そして十年後──約束通りアリシアはウルフ・ホールに送られた。身の安全を図るために、そして、なんとしてもトーマスの花嫁になるために。

これ、漫画化されたのを先に読みました。原作に忠実な漫画だったのですが、こんな爆笑モノのヒーロー居るんかよ、と原作を借りてきました。本当にまんまでした。ので、すんなり読めました。今まで読んだHSだと、どちらかというとロマンスを読むと言うより歴史物を読んでいる感覚というか、ロマンスに萌えたりしなかったのですが、これは面白かったです♪
ヒロインの美しさに口がきけなくなったトーマスが逃げるように森に行って、飼い犬相手に自分の心情を吐露したりとか、(そんなんだから周囲にうつけ者の三男と思われている)
口べたなのに筆まめで吟遊詩人並みのラブレター書くものだから、ヒロインには別の人からのかしらと捨てられちゃうし(笑)←名前くらい書けよ。
なかなかロマンス的に面白い話でした。おしゃまなヒーロー妹も可愛かったです。

これ、続きの方(?)を昔読んでいたのですが、今読んだらまた違った面白さを発見出来るかも、と思っています。

……あ~今から家族の用事で出掛ける予定だったんですが、肝心の本人がへたっておりますよ。どうするべき?

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やはりTOPは翡翠で

Image_3 ボンドを薄める手間を惜しむと、大きな紙に布を綺麗に貼るのって難しいですね…… まあ、裏だからいいんですが。
ちなみにこれ、1辺40センチです。
で、表はというと……

Image_4 メッセージボードです。こちらはクリックで大きく見られます。
ナナメにリボンが張ってあって、その隙間に写真とか名刺とかを挟むのです。まあぶっちゃけあまり実用的では無いです。(それを言ったらオシマイだが)

 

 長い夜の終わり
長い夜の終わり (LS-307) フィオナ・ブランド

少女時代からずっと、ダニーはカーターを愛しつづけてきた。初めてキスを交わしたのも肌を許したのも彼だけだ。ところがエリート軍人となった彼は危険な任地に赴いてばかり。報われないとわかっているのに片時も彼を忘れられない自分が、ダニーは心底うとましかった。このところ、近隣では不審火が続いている。こんなときこそ、たくましい彼がそばにいてくれれば…。恐怖に震えながら、戸外の点検に出たダニーは息をのんだ。一年以上も音信不通になっていたカーターが、そこにいた。気まぐれな男性を頼りにしてはだめ。だがその熱いまなざしを拒むには、心が弱くなりすぎていた。

元SASの男シリーズの6作目、唯一の独身貴族だった衛生兵(←多分)カーターの登場です。
どうやら、この人以前「俺だけは離婚も、元カノのトラブルもない」っぽいことをほのめかしていたんですが、こっそり隣家の同級生と6年ほどくっついたり離れたりしていたようですよ! しかも、小さな町なので公認扱いだったようで