大そうじ
来客が来るので大そうじ中。普段からマメにやっていれば慌てなくてすむのにねぇ……
誰かに見られてる カレン・ローズ 文春文庫
「代わりに最終審判を下した―あなたのつつましい僕より」。有罪となるべき極悪な被告たちが、金の力や脅しによって検事補クリスティンの担当する裁判から放免されると、決まって彼らは殺され、正義の味方気取りの犯人から手紙が届く。やがて魔の手はクリスティンにも迫る。2005年最優秀ロマンティック・サスペンス賞受賞作。
過去に辛い思いをしているからプライベートを犠牲にし仕事に真摯に打ち込むクリスティンと自分への復讐の流れ弾が家族に当たり長患いの末失ったため守れなかったことを今でも悔やむ刑事エイブ。ロマンスがゆっくりしっとり進んでいきます。裁判の被害者家族の言葉に傷つきながらもきちんと向き合う姿勢が芯の強さを感じさせてくれるヒロインです。そんなヒロインをヒーローの優しさが癒してゆくのが判ります。でもヒロインヒーロー共に素直に自分の過去とも向き合える強さもあり、単に傷をなめ合っているという印象はありませんでした。犯人もレポーターに情報をリークした浮気相手もこの人かな~と思ったとおりだったので、意外性には欠けるのかも知れませんが、筋がしっかり通っているとも言えます。ヒーローの大家族の描写もGOOD。
個人的にはヒーローの仕事のパートナー、ミーアのスピンオフが欲しい! 先輩でパートナーを銃撃戦で失い、自らも負傷して、そのパートナーの妻子の様子を見守っていたが、新しいパートナー(エイブ)と組むことになって動揺。でも、相手の力量を素直に認められる部分もあって、実は射撃など刑事としての腕も確か。ヒーローヒロインのロマンスを応援しつつ、自分もデートを楽しむ。仕事上であって食事に誘われた医者のことを「私のデート相手も随分ランクアップした」みたいな事を言ってて(笑)←そのデートはつまらない結果に終わったそうですが。こんな女性ならかなり素敵なヒロインになれると思うのですが♪
ともあれ強引なヒーローにどきどきな話も素敵ですが、こういうひたすら優しいヒーローのほうが後々まで印象に残りますね~
恋愛のルールハーレクイン・テンプテーション ジーナ・ウィルキンズ
エリーズは二十八歳にして、欲しいものすべてを手に入れていた。美しい容貌、ニュースキャスターとしての輝かしいキャリア、快適な住まい、そして弁護士として活躍する申し分のない恋人ダスティン。彼とは、おたがい仕事第一の身として、束縛し合わない、自由な恋愛関係を結んで半年になる。しかし、その自由な関係が突き崩されるときがやってきた。この最新ニュースを聞いたら、ダスティンはどう思うかしら?エリーズは不安だった。これで二人のルールは否応なく変わることになる。彼女は訪ねてきたダスティンに恐る恐る打ち明けた。自分が妊娠したという事実を、ダスティンが父親になるという事実を…。
都会的な恋愛を楽しんでいたふたりができちゃった結婚するまでの話。ヒーローはなんだかんだ言ってヒロインにめろめろで、ヒロインが妊娠~出産を隠すために田舎町に引っ込むのに(彼も仕事を辞めて)ついていきます。「子供なんてどうすればいいの?」と悩みつつ、ゆったりとした生活の中でお互いを深く知っていき…… という感じでこの作者のほんわかな感じが出ています。が、なんかこう全編「できちゃったよどうしよ~」的な話なので、「恋愛のルール」というタイトルで想像されるようなロマンスという感じが余りせず、残念。
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